ワイルドハーツの被ダメージ対策

2024年12月9日月曜日

WILD HEARTS 検証 攻略 初心者向け

獣の攻撃が痛すぎる?

 ワイルドハーツは「獣の攻撃が痛すぎる」とよく言われます。しかし、実のところ、対策すれば大幅に被ダメージを減らすことができます。

 苦言を呈すようで申し訳ありませんが、「痛すぎる原因」は「単なる準備不足」がほとんどです。ストーリー攻略中に1~2撃で死ぬようなら、間違いなく準備が足りていません。

ストーリー中、要所で準備を促されます

被ダメージ対策の基本

  1. 属性耐性を上げる
  2. 防御を上げる
  3. 体力を上げる

属性耐性を上げる

 被ダメージを減らすには、第一に属性耐性を考えます。獣の危険な攻撃はほとんど属性攻撃ですから、属性耐性がもろに影響します。

 属性耐性は数字そのままの割合で影響します。+20ならダメージが20%減ります。-15ならダメージが15%増えます。マイナス耐性の防具一式からプラス耐性の防具一式に変えると、何割もダメージが減ります。場合によっては半減です。大違いも大違い。

防御を上げる

 防御は比較的影響が小さいものの、無視して良いほどでもありません。このゲームは防御力そのものの変動も大きいため、1~2割くらいの影響は割とあります。1割の被ダメージ増減って、けっこう響きますよ。

体力を上げる

 体力の上限は初期値 100 となります。もしこれが 120 になれば、獣の攻撃力が2割減ったも同然です。体力の増強は大きな効果があります。

 体力の上限を増やす主な手段は食事です。食材はなるべく加工した方が良いものの、生食でも体力+20くらいは稼げます。空腹と満腹とでは生存力が大違いです。

 なお、ストーリーが進むと湯屋が解禁されます。薬効のある湯に浸かると、わずかですが体力の上限が増えます。恒常的に。

被ダメージ対策に使えるもの

  1. 防具の更新
  2. 食事
  3. 変転の灯篭

防具の更新


 もっとも単純で効果的な手段は、もちろん防具の更新です。ストーリー中の強敵に合わせ、属性耐性が適した最新の防具を揃えましょう。劇的に被ダメージが減ります

 ……と言いますか、おそらく、最新の防具に合わせて獣の強さが調整されています。防具はこまめに更新しましょう。

食事


 食事は重要です。最低限、何か食べてください。食事で体力を増やさないまま戦うのは、ほとんど自殺行為です。生食でもいいので、何か食べてください

 被ダメージ対策としては耐性つきの食事も有効です。特に塩で漬けると、食材のカテゴリーに応じた属性耐性がついて便利です。

 塩(調味料)
  夏・冬:鉱石採掘 or つくも宿「糧」

 漬け物壺
  塩 + 野菜樹耐性+6(燻すと+8)
  塩 +   → 火耐性+6(燻すと+8)
  塩 +   → 水耐性+6(燻すと+8)
  塩 + 穀物風・土耐性+6(燻すと+8)

変転の灯篭


 「変転の灯篭」は匣羽匣(コスト5)で組める連結からくりです。スナツヅミ戦で閃きます。このからくりは設置後に獣の属性攻撃を浴びると、周辺一帯の獣狩に属性耐性+21を付与します。

 つまり、獣による属性ダメ―ジを2割も減らします。効果が強力な上、効果時間が長くコストも軽い、きわめて優秀な生存用の連結からくりです。

 問題は「羽」を採用したくなる武器種が少ないことでしょうか。とはいえ、変転の灯篭のためだけでも羽を採用する価値はあります。強敵相手に使ってみてください。

第1章のジゴクザルで比較


 具体的な例として、第1章のジゴクザルによる被ダメージを比較します。ストーリーの進行度に応じた対策で試しました。

 クエスト:第1章「業火纏う大猿」
 ダメージ:怒り移行時の爆破 (火属性)
 防具  :表記がなければ流派改造なし
 その他 :表記のない生存系スキルは一切なし

獣狩一式

 【素材】なし(初期装備)
 【防御】5
 【耐性】0
 【被ダメージ】75


 初期装備はさすがに痛いですね。他にもう一発小突かれたら、食事による体力バフがあっても死にかねないダメージです。

若武者一式

 【素材】(春) ハナヤドシ、コハクヌシ
 【防御】40
 【耐性】火-15
 【被ダメージ】77


 初期装備よりやや痛いです。防御は大幅アップしているはずですが、-15の火耐性がそれを打ち消しています。

婆娑羅一式

 【素材】(春) ヤマウガチ
 【防御】50
 【耐性】火-25
 【被ダメージ】81


 初期装備より痛いです。直前の春マップにて頑張って作ったヤマウガチ一式は、ジゴクザル戦で足枷になります。1~2撃で死ぬのも当然の話。火耐性-25恐るべし

婆娑羅一式(改造)

 【素材】(春) ヤマウガチ
 【防御】67
 【耐性】火-25
 【被ダメージ】78


 念のため婆娑羅一式を改造しました。活人・獣道のうち防御面で優秀な方を着用。どのみち耐性は据え置きなので、焼け石に水です。

旅芸者一式

 【素材】(夏) ツノバシリ、ヒメトサカ
 【防御】55
 【耐性】火+20
 【被ダメージ】52


 春マップの装備と比べて大幅に被ダメージが低下しています。食事をしたり、流派改造を施せば、ここから更に危険度が下がります。

旅芸者一式(活人)

 【素材】(夏) ツノバシリ、ヒメトサカ
 【防御】83
 【耐性】火+31
 【被ダメージ】41


 旅芸者一式を活人流に改造してみました。防御と耐性がさらに上がり、被ダメージは春マップ装備の約半分。もはやゲームが違います

旅芸者一式(活人)+変転の灯篭

 【素材】(夏) ツノバシリ、ヒメトサカ
 【防御】83
 【耐性】火+31 & 灯篭+21 (計+52)
 【被ダメージ】29


 変転の灯篭でさらに属性耐性を足しました。ここまで来ると死にようがないですね。なお、夏マップのレア食材「赤豆(火耐性+6)」でもっと被ダメージを減らせます。そこまでやる必要もないでしょうが……。

各マップの属性傾向

 1~2章は「春→夏→秋→冬」の順でマップを巡ります。各マップの防具と強敵について、属性傾向を整理してみました。興味深いことがわかります。

春霞の古道
 【防具】↑ 
 【強敵】

夏木立の島
 【防具】↑ ↓ or
 【強敵】

秋昏の峡谷
 【防具】↑ ↓ or
 【強敵】

冬塞ぎの孤城
 【防具】↑ ↓ or
 【強敵】

 「今のマップで作った防具は、次のマップで弱点になる」という傾向です。先述のとおり属性相性で被ダメージが大幅に変わりますから、難易度も激変します。要するに、

 防具をこまめに更新 = 適正難易度
 防具の更新をサボる = 獣が超パワーアップ

というわけです。キツイと思ったらまず防具を見直しましょう。

まとめ

 属性耐性に気をつけよう!
 装備はちゃんと更新しよう!

QooQ