ワイルドハーツ発売に関する時系列

2024年12月9日月曜日

WILD HEARTS 情報メディア

 

時系列

 ワイルドハーツの開発、発売についての情報を時系列順にまとめています。参考までに、ワイルドハーツ以外の情報も若干記しています。

2016年

7月28日
 討鬼伝2(コーエーテクモ(ω-Force))発売
 ※ ワイルドハーツの前身とも言える同社の狩りゲーです。

2017年

3月18日
 MONSTER HUNTER XX(カプコン)発売

2018年

1月26日
 MONSTER HUNTER: World(カプコン)発売
12月13日
 GOD EATER 3(バンダイナムコ・マーベラス)発売
同年末頃
 コーエーテクモ(ω-Force)新規IPを開発開始
 ※ 後のワイルドハーツです。発売まで4年半ほどかかっています。

2019年

9月6日
 MONSTER HUNTER World: Iceborne(カプコン)発売

2020年

3月13日
 新型コロナウィルス対策として緊急事態宣言が発令

2021年

3月26日
 MONSTER HUNTER Rise(カプコン)発売

2022年

6月30日
 MONSTER HUNTER Rise SunBreak(カプコン)発売
9月15~18日
 東京ゲームショウ2022
9月26日
 EA・コーエーテクモ(ω-Force)ワイルドハーツ発表

2023年

2月17日
 ワイルドハーツ(EA・コーエーテクモ(ω-Force))発売
 ※ 以下、ワイルドハーツのアップデート等になります。

2月21日
5月9日
 企画:バードウォッチング(鳥型の獣の紹介)
 ※ ゲーム内容を追加するアップデートはこれが最後です。
9月中旬
 サービス終了の噂が流れる(海外の情報
9月21日
 アップデート:クラッシュ対策
 ※ メンテ継続を謳っていますが、事実上の最終アップデートです。
11月9日

2024年

8月20日

時系列:当時のプレイヤーの雑感

開発を始めた時期

 討鬼伝2の発売から2年、モンハンワールドが発売された後、ω-Forceによる新規IPの開発が始まりました。時期的にモンハンワールドを意識したのは明らかでしょう。ここから発売まで4年半、じっくり作っていたことが伺えます。

 EAが関わった時期は不明。インタビューによると「クラフト要素を用いて獣と戦う雛型ビルドができた後」ということになります。

発表から発売まで

 東京ゲームショウ2022の直後、新規IP「WILD HEARTS」をさらっと発表。よほど情報アンテナの高い方でなければ、偶然でしか知り得ない新作発表でした。私も知ったのは偶然です。

 その後もあまり大きな宣伝はなく、ひっそりとした状況が続きました。ゲームプレイ動画は10月(発表直後)に1件投稿されましたが、それから発売直前まで、ゲームの内容が分かる動画は他にほとんどありませんでした。

 期待していた人も、発売ぎりぎりまでどんなゲームか分からなかったのです。

発売

 全体的に広報活動の薄いゲームでしたが、発売直後はさすがに賑わいました。イラストコンテスト、コラボカフェ、YouTuberによる案件動画、開発者インタビュー等。このあたりの様子は今も確認できます。

 一方、本作は初期に不具合が多く、これが出鼻をくじいていました。独特なゲーム性も理解されないことが多く、重ねて評価を落とした印象です。

本気のアップデート

 発売から3ヶ月ほどの間、開発はすさまじい熱意でアップデートをしていました。1ヶ月に1回以上の獣の追加に、怒涛のようなシステム改善、不具合対応。あまりの項目の多さに、プレイヤーの多くが興奮を通りこして困惑するほどでした。

 当時ワイルドハーツに最も熱狂していたのは、間違いなく開発(ω-Force)でしょう。「この開発は本気でゲームを良くしようとしている」と信じるに足る様相でした。

急激に冷めた公式

 発売から4ヶ月目、6月、雲行きが怪しくなりました。アップデートの頻度や量がごっそり落ちたのです。あまりの急変ぶりに、「何か不穏なことが起きたのでは」と多くのプレイヤーが疑念を持ちました。

 発売から5ヶ月目、7月13日(ツクヨミ実装)が事実上の最終アップデートです。これ以降はゲームの内容に変化がありません。

サ終のウワサ

 すっかり音沙汰がなくなった9月中旬、サ終(サービス終了)の噂が立ちました。Discordにおいて或る人物が「EAは儲けの出ないワイルドハーツから手を引く」と言ったのだそうです。

 今となっては身元も情報の確度も不明ですが、これが一気に広まって「ワイルドハーツは遊べなくなる」とみなされました。EAのゲームには過去そのような例が実在し、噂が信じられやすい下地もありました。

 9月21日のアップデート(実質軽微なパッチ)の際、「メンテナンスはこれからも継続する」と公言しています。これをもってサ終は否定されました。結局その後のアップデートやパッチはありませんでしたが、今もゲームは遊べますし、クロスプレイサーバーも生きています。(2024年12月現在)

余談:サ終について

 今なお、サ終の話は一人歩きしており、余計なマイナス印象を与え続けています。

 「サ終はサービス終了ではなくサポート終了のこと」と言われたりもしますが、厳密な話をすると、正式なサポート終了宣言にあたるものは存在しません。

 そもそも今後のアップデートが期待できないからと言って、わざわざ「サ終/サポート終了」と言及されるゲームを、私はワイルドハーツ以外に見たことがありません。

 どんな意味にしろ「サ終」という言葉は、ワイルドハーツにかかった呪いのように見えます。

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